肩こりは、後頚部から肩・肩甲骨に広がる筋肉の緊張や不快感で、時に鈍痛などの痛みを伴うことがあります。主に自覚症状によって判断されるため、他覚的な診断基準や症状の部位についての規定はありません。
2022年に厚生労働省が行った国民生活基礎調査の有訴者率によると、肩こりは男性、女性ともに第2位(男性 1,000人中53.3人、女性 105.4人)と上位を占めており、多くの人が経験している体の不調と言えます。
慢性疼痛ガイドライン(2021年版)では、肩こりの治療法として薬物療法、非薬物療法ともに推奨されるものは示されていません。しかしながら、肩こりで鍼灸院を訪れる方は多く、鍼灸施術による改善例は多く存在します。
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