つらい生理痛―薬に頼らない鍼灸という選択
- Acuremee
- 2023年10月10日
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更新日:8月16日
生理期間中、強い腹痛や腰痛などの生理痛によって日常生活に支障をきたす人は少なくありません。女子大学生を対象とした調査では、80%以上が生理痛を自覚しており、生理のたびに痛みを感じる人は20代で約50%、40代後半で約20%と、若い世代ほど発症率が高い傾向が見られます。
生理痛は、剥離した子宮内膜を子宮が収縮して腟へ排出する際に起こります。このとき、子宮を収縮させるホルモン(プロスタグランジン)が多く生成されると、強い腹痛や腰痛、足のしびれ、吐き気などの症状を引き起こします。
軽い生理痛であれば、下腹部を温める、軽い運動やストレッチを行うなどのセルフケアで痛みを和らげられる場合もあります。しかし、痛みが強く薬に頼りがちな場合は、鍼灸施術がおすすめです。
鍼灸は骨盤周囲の血流を改善し、自律神経やホルモンバランスを整えることで、筋肉のこわばりや冷えをやわらげ、痛みの軽減に役立ちます。
症例1:腹部の締め付けられるような痛み(30代女性)
症状:腹部に締め付けられる痛みと倦怠感。鎮痛薬の長期服用
原因:ホルモンバランスと血流
施術:生殖器官の血流改善とホルモンバランス調整
経過:定期的な施術で鎮痛薬の服用は大幅に減少
