指の関節が痛む・腫れる…それは「へバーデン結節」や「ブシャール結節」かもしれません
- Acuremee
- 2023年5月11日
- 読了時間: 2分
更新日:8月18日
へバーデン結節は、指の第一関節(DIP関節)が腫れたり曲がったりし、徐々に骨が変形していく変形性関節症です。
ブシャール結節は、指の第二関節(PIP関節)が同じように変形していく病気です。
いずれも明確な原因は解明されていませんが、40代以降の女性に多く見られることが知られています。
初期症状と注意点
発症初期には、第一または第二関節が赤く腫れる、ズキズキと痛むなどの症状が出やすくなります。この時期に鍼灸施術を受けることで、関節の変形に進行する前に症状を抑えられる可能性があります。
早期対応が重要です
一度変形してしまった関節は、基本的に元の形に戻すことはできません。「そのうち治るだろう」と放置せず、違和感や痛みを感じたらできるだけ早くご相談ください。
鍼灸は血流を促し、炎症や痛みを和らげるだけでなく、指の機能維持にも役立ちます。日常生活での負担軽減方法とあわせて、症状の悪化を防ぐサポートを行います。
症例1:小指DIP関節痛(50代女性)
症状:小指の屈曲・伸展時痛、圧痛
原因:日常生活で発症
施術:小指DIP関節 圧痛部位の刺絡
経過:初回施術から徐々に痛みが減少、3回目の施術でほぼ痛みのない状態
症例2:DIP関節痛(60代男性)
症状:示指・中指・薬指の腫れと圧痛
原因:日常生活で発症
施術:各指 圧痛部位の刺絡
経過:週一回、1ヵ月経過で腫れが引き、3ヵ月で痛みはほぼ治まる
