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幼児の疾患

  • 執筆者の写真: Acuremee
    Acuremee
  • 2024年7月20日
  • 読了時間: 1分

更新日:8月19日


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自律神経の失調による体の不調には、#井穴刺絡を良く利用して施術を行います。井穴刺絡の施術対象となるのは、整形外科疾患にとどまらず、内臓の不調からアレルギー疾患に至るまで、実に幅広く存在します。

そこで良く聞かれるのが、「うちの子供にも井穴刺絡で治療できますか?」

お子さんが小学生より大きければ、大人と同じ井穴を使って施術できると思います。井穴の刺激には、当ブログでも紹介しているアルミ玉で十分でしょう。

では、お子さんが小学生より小さい幼児だったらどうでしょうか。幼児の経絡は、大人のそれとは異なると考えられているようです。例えば、大人の消化器に影響する脾経・胃経は足の母趾・示趾にそれぞれ存在しますが、幼児の脾経・胃経は手の母指にあります。ですから、お子さん(幼児)の食欲が落ちていたり、便秘・下痢気味だったりしたときには、親指(手掌側)を軽くモミモミしてあげる(小児推拿)のが最良の手当となります。その点において、井穴刺絡の要領とはちょっと異なります。


症例1:便秘(2才 男子)

  • 症状:保育園に通いだしてから時々便秘するようになった

  • 原因:不明

  • 施術:親指や腰部のマッサージ指導(小児推拿)

  • 経過:3ヵ月ほどで排便習慣が改善

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